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海外のデザイナー

海外のデザイナー

海外には、多くの有名チェアデザイナーがいます。彼らデザイナーいわく、「椅子は小さな建築」とのこと。様々な家具が人々の関心を集めていますが、その中で注目されているアイテムにデザイナーズチェアが挙げられます。ここでは、筆者が独断で選んだ海外のデザイナーを紹介しましょう。

イームズ(1907~1978)

アメリカの家具デザイナーのチャールズ・イームズは、ミッドセンチュリー(1950~60年代)に活躍しました。椅子のほか、住宅の建築やインテリアデザインも手がけています。

どんな人?

チャールズ・イームズは、アメリカのセントルイスで生まれました。大学で建築を学んだ後、1930年にレイ夫人と共にデザイン事務所を設立し、ステンドグラスからおもちゃまで幅広くデザインしています。1941年に開かれた家具のデザイン・コンペに椅子を出品したところ、見事大賞に輝きました。それからというもの、椅子デザインの分野でどんどん才能を開花させていったのです。

代表的な作品

チャールズ・イームズの代表的な椅子として、「アームシェル」が挙げられます。この「アームシェル」は余計なものが何1つない、貝殻のようなごくシンプルな曲線が特徴的です。また、持ち運びが簡単にできる軽さも魅力で、和室・洋室、どんな部屋にも合います。その形の美しさと使いやすさから、多くの人に愛されています。

ウェグナー(1914~2007)

デンマークの家具デザイナーのハンス・ウェグナーは、イームズと共にミッドセンチュリーには不可欠な存在でした。生涯で、500種類以上もの椅子のデザインを手がけています。

どんな人?

ハンス・ウェグナーは、デンマークのトゥナーで生まれました。1931年に家具職人のプロライセンスを取得し、美術工芸学校で家具の設計を学んだ後、1940年から椅子のデザインを始めました。以降、ハンス・ウェグナーは国内外の多くの展覧会に作品を出品し、数々の賞を受賞しています。1995年には、彼の故郷・トゥナーに「ウェグナー美術館」がオープンしました。

代表的な作品

数多くのハンス・ウェグナーの代表作の中から、強いて挙げるとすれば「Yチェア」ではないでしょうか。これは、世界中で一番売れた椅子の1つと言われています。機械による大量生産が可能にしながら、質の良さも追求し、Y字の背もたれと天然素材を生かした優しい座り心地。使うごとに味わいが増していきます。

ヤコブセン(1902~1971)

デンマークの家具デザイナーのアルネ・ヤコブセンは、数々の優れた椅子を作り出したと同時に、優秀な建築家でもありました。

どんな人?

アルネ・ヤコブセンは、デンマークのコペンハーゲンで生まれました。1927年にデンマーク王立芸術学校を卒業後、3年間ポールホルソーの建築事務所で働きました。そして、1950年にはデンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン社」と仕事を始めました。椅子だけではなく、他の家具や照明、建物のデザインも数多く手がけました

代表的な作品

「アント・チェア」は、アルネ・ヤコブセンの作品の中でも傑作として知られています。1951年に、製薬会社の社員食堂で使うためにデザインされたこの椅子は、蟻を思わせるユニークな形が特徴的です。「アント・チェア」には、その当時世界で初めて、三次元形成合板が用いられました。彼はその発想のみならず、技術面でも最先端をいっていたということになります。

ル・コルビュジエ(1887~1965)

スイス出身の建築家のル・コルビュジエは、“近代建築の巨匠”と呼ばれています。また、椅子のデザインにおいても、数多くの傑作を生み出しました。

どんな人?

ル・コルビュジエは、スイスのラ・ショー・ド・フォンで生まれました。地元の美術学校で学んだ後、1917年にフランス・パリに移り住み、画家としての活動を始めます。絵画と同時に建築も手がけていたル・コルビュジエは、1925年に行われたパリ万博で装飾されていない「レスプリ・ヌーヴォー館」を設計し、注目を集めました。建築に携わる傍らで、椅子のデザインも手がけ、多くの作品を生み出しました。

代表的な作品

ル・コルビュジエの椅子として有名なものに、「シェーズ・ロング」が挙げられます。傾きが連続的に変わる椅子で、座面部分を好きな角度に動かすことができます。伝統的なロッキングチェアに変わる新しいイージーチェアは、その優れた機能性とデザイン性で、多くの人々に愛されてきました。

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